背徳の人形 3話
バシャーン!!という音と
冷たい水の感覚で目が覚めた。
彼女の鞭を大量に受けた僕は
どうやら気を失っていた様だ。
「どう?目が覚めた?」
微笑む彼女が居る・・・
僕をいたぶった後の
とても満足そうな笑みを浮かべる彼女の顔は
いつ見ても美しいと思う・・・
僕の頭にそっと触れる手・・・
彼女の手に撫でられながら
目を閉じる僕
安心感からだろうか?
僕の頬を幾つもの涙がつたう・・・
だんだんと強くなってくる嗚咽感を堪えられず
とうとう僕は、肩を大きく上下させながら泣き出してしまった。
「可愛い子・・・そんな泣き顔を見せては駄目よ?
滅茶苦茶に壊してしまいたくなるでしょう・・・・?」

僕の頭を撫でていた手が
乱暴に髪を掴む
掴まれた頭は、固く冷たいコンクリートの壁に押し付けられた。
重なる唇・・・
余りの意外さに目を見開く僕
(口・・付け・・・・?)
彼女の唇の温度が、僕の唇に伝わる・・・
次の瞬間
激しい激痛と伴に血の味が広がった。
彼女が僕の唇を噛んだのだ・・・。
溢れ出る血液を舐めながら
彼女の舌が、僕の唇を押し広げる
僕の舌に吸い付くように絡まる
血の味と、彼女の舌・・・
ざらざらとした粘膜は
絡まる度に「ぴちゃぴちゃ」といやらしい音を立てながら
僕の意識を遠い所へ連れて行こうとする
「んっ・・くっ・・・・」

息が出来ない程の苦しさと
舌が絡まる度に襲ってくる痺れにも似た快感・・・
僕の頭はもうとっくにどうにかなっていて
むせ返るほど自分の血の味を味わわされながら
どういう事か
勃起してしまっていた・・・。