背徳の人形 3話

 

バシャーン!!という音と
冷たい水の感覚で目が覚めた。

彼女の鞭を大量に受けた僕は
どうやら気を失っていた様だ。

「どう?目が覚めた?」

微笑む彼女が居る・・・
僕をいたぶった後の
とても満足そうな笑みを浮かべる彼女の顔は
いつ見ても美しいと思う・・・

僕の頭にそっと触れる手・・・
彼女の手に撫でられながら
目を閉じる僕

安心感からだろうか?
僕の頬を幾つもの涙がつたう・・・

だんだんと強くなってくる嗚咽感を堪えられず
とうとう僕は、肩を大きく上下させながら泣き出してしまった。

「可愛い子・・・そんな泣き顔を見せては駄目よ?
滅茶苦茶に壊してしまいたくなるでしょう・・・・?」

4

僕の頭を撫でていた手が
乱暴に髪を掴む
掴まれた頭は、固く冷たいコンクリートの壁に押し付けられた。

重なる唇・・・

余りの意外さに目を見開く僕

(口・・付け・・・・?)

彼女の唇の温度が、僕の唇に伝わる・・・

次の瞬間
激しい激痛と伴に血の味が広がった。

彼女が僕の唇を噛んだのだ・・・。


溢れ出る血液を舐めながら
彼女の舌が、僕の唇を押し広げる
僕の舌に吸い付くように絡まる
血の味と、彼女の舌・・・

ざらざらとした粘膜は
絡まる度に「ぴちゃぴちゃ」といやらしい音を立てながら
僕の意識を遠い所へ連れて行こうとする

「んっ・・くっ・・・・」

5

息が出来ない程の苦しさと

舌が絡まる度に襲ってくる痺れにも似た快感・・・

僕の頭はもうとっくにどうにかなっていて

むせ返るほど自分の血の味を味わわされながら

どういう事か
勃起してしまっていた・・・。


 

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