背徳の人形 4話
長い長い口付けの後
離れた彼女の唇から
血の混じった唾液が糸を引く・・・
相変わらず勃起したままのペニスは
先刻までの口付けの余韻に
まだ脈を打っていた。
僕の下半身の異変に気付いた彼女は
人差し指で僕のペニスに爪を立てると
突付くように弄りながら僕に話しかけてきた。

「なぁに・・・これ?
貴方・・・唇噛まれたうえに、自分の血を飲まされて
こんなに勃起しちゃったの・・・?」
余りに恥ずかしくなった僕は
目を伏せたまま「はい・・・」と答えた。
唇を吊り上げて彼女は笑う
「変態ね」
ゾクゾクと背筋に走る“何か”
“変態”と言われた事に体が反応しているようだった。
その感覚はとても大きく
自分でも判ってしまう程
ビクッ!と体が震えてしまった。
「あら・・・“変態”って言われるのがそんなに嬉しいの?」
恥ずかしさでもう何も答える事が出来ない僕の耳元に
彼女の唇が近づく
「変態・・・」
吐息まじりに吐かれた言葉に
僕の体は面白いほど痙攣してしまった。
「あははは・・・・!変態って言われてそんなに体が反応するなんて・・・・
お前は本当に変態なのね」
「貴方」から「お前」への降格・・・
僕は何故かそれに喜んでしまった。
彼女からの罵声が・・・
いつしか快感になっていた。