背徳の人形 4話

 

長い長い口付けの後
離れた彼女の唇から
血の混じった唾液が糸を引く・・・

相変わらず勃起したままのペニスは
先刻までの口付けの余韻に
まだ脈を打っていた。

僕の下半身の異変に気付いた彼女は
人差し指で僕のペニスに爪を立てると
突付くように弄りながら僕に話しかけてきた。

6

「なぁに・・・これ?
貴方・・・唇噛まれたうえに、自分の血を飲まされて
こんなに勃起しちゃったの・・・?」

余りに恥ずかしくなった僕は
目を伏せたまま「はい・・・」と答えた。

唇を吊り上げて彼女は笑う

「変態ね」

ゾクゾクと背筋に走る“何か”
“変態”と言われた事に体が反応しているようだった。
その感覚はとても大きく
自分でも判ってしまう程
ビクッ!と体が震えてしまった。


「あら・・・“変態”って言われるのがそんなに嬉しいの?」

恥ずかしさでもう何も答える事が出来ない僕の耳元に
彼女の唇が近づく

「変態・・・」

吐息まじりに吐かれた言葉に
僕の体は面白いほど痙攣してしまった。

「あははは・・・・!変態って言われてそんなに体が反応するなんて・・・・
お前は本当に変態なのね」

「貴方」から「お前」への降格・・・
僕は何故かそれに喜んでしまった。

彼女からの罵声が・・・
いつしか快感になっていた。

 

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