新入社員 4話
「貴方・・・面接の時に
“何でもする”、“どんなにキツイ仕事でも頑張る”って言ったでしょう?
ここは、特に才能は無いけれど
どんな事にも耐えられる様な人間を配属する部署なのよ」
何か騙されているような気がした僕は
少し反論をしてみた。
「で・・でも、どうしてこんな立派な会社に
こんなおかしな部署が存在するんですか
ありえないじゃないですかこんな事・・・」
僕の反論をさえぎる様に橘さんの口が開く
「こういう大きな会社で働いていると、何かとストレスが溜まるものなの
だから貴方の様な人を玩具にして遊ぶ事で
ストレスを解消するっていう趣旨で作られたのがこの部署よ・・・
辞めたければ勝手に辞めればいい
今までの男達がそうだった様にね・・・・」
「ほ・・本当にこれが仕事・・・なんですか?」
「そうよ・・・やるの?やらないの?」
僕に究極の選択が迫る・・・
ここで働けば、1月50万は下らない給料が貰える・・・
けれど・・・
男のプライドを捨てなければいけない程の
情け無い仕事内容・・・・
僕はもう一度彼女達を眺めた。
皆かなりの美人ぞろいだ・・・。
僕の頭に
“彼女達の性玩具なら悪くないかもしれない・・・”等という考えが芽生え始めた。
お金にも困っていた僕は
とうとう決断の言葉を口にしてしまった。
「は・・・働きます」
その数時間後に味わう大きな後悔も知らずに・・・・